河田悠希選手(東京五輪銅メダリスト)凱旋講演

イベント情報

東京オリンピック2020アーチェリー団体競技で見事に銅メダルを獲得した河田悠希選手(㈱エディオン所属)が、母校:地御前小学校体育館で記念講演をしてくださいました。これは地御前地区自治会45周年記念行事(令和4年7月30日開催)のメインイベントとしての依頼に応えてくださったものでした。プロジェクターで視覚資料を投影してアーチェリー競技のルールや道具、競技の醍醐味などを紹介してくださいました。
また、話のおわりに競技生活を通じて大切に思っている次の3つのことについて話されました。
1.「夢・目標を持つこと」
夢は漠然としたものかもしれないが、そこから具体的な目標を設定し、行動に移していくことで少しづつ現実にしていける。
2.「あきらめない力」
アーチェリーはメンタルに影響されやすい競技で、自分との闘いでもある。試合運びが不利に思えて「負けそうだな」と思う気持ちがあるとそれが結果に表れ、最後まであきらめない心で臨むなら、たとえその場は負けたとしても得るものが大きい。
3.「感謝する心」
TOKYOオリンピック2022大会の会場を見た時に、この建設に携わった多くの方々のことを想像して感謝の気持ちが沸き上がった。感謝の気持ちを持つことは、視野を広げてくれる。アーチェリーを本格的に始めた小学生の頃から、自宅から遠い練習場や学校への送迎など、ありとあらゆることで支えてくれた母への感謝は特にこの上ないと思っている。
講演の最後には、河田選手が銅メダルを持って会場を回り、参加者一人一人がメダルに触れて重さを感じてもらえる機会を作っていただけました。参加者との写真撮影にも応じてくれて、参加者の皆さんを笑顔にして下さいました。
その後、地御前小学校の校庭に設置された競技用の的に向けて、正規の距離(70m)から射的を披露してくださいました。3本の矢は8点9点とつむぎ、最後は真ん中の10点に入りました。さすがに実際の射的はすごい迫力で、世界レベルの実技に驚きの喚声があがりました。射的の後にも記念撮影のりクエストに応じてくれ、気さくな人柄にさらに触れる機会となりました。大人も子どもも、参加者全員が河田選手のファンになりました。これからの活躍が一層楽しみです。
今回の事業にご理解、ご協力を頂いたエディオン方々、当日同行して頂いて射的の準備や撤収までして頂いたチームの松木監督、岩田選手にも心から感謝いたします。


(写真は(株)エディオン広報部の承諾を得て掲載しています)