地御前小学校の草刈りという財産づくり

地御前シニアクラブ連合会,活動報告

2023年5月25日 朝9:00〜

地御前小学校ではPTAで年に一回、親子Deクリーンデー(清掃活動)が行われている。しかし雑草の繁殖に年に一回では追いつかないことから、地御前シニアクラブ井出会長(地御前小学校OBでもある)が体育館裏や児童館裏の雑草を何とかしましょうかと戸崎校長に話したことがきっかけで草刈りが行われることになった。

井出会長は今年から再開された地御前牡蠣を学校で教える授業のことで戸崎校長先生から相談を受け、会う機会が増えたことから、前述の話を持ち出した。学校地域連携協働の機会になるので、井出会長が吉本会長(地御前地区自治会)にも声をかけて、一緒に行うことになった。

コロナ禍でいろいろな活動が途絶えていたが、徐々に回復してゆくことは喜ばしい。でもこれはコロナ禍が収まったからということで自然に元に戻るものではない。一度無くなった事を再開する時は、毎年当たり前のように続けて開催する時より、新たな人々の理解や協力が必要だ。

中断していた牡蠣の授業が地御前漁業協同組合の協力で行われた他にも、子どもたちの地御前盆踊り練習も地御前郷土文化保存会(会長:美川さん)の協力で再開した。

学校・児童・地域が連携する機会で、いろんな場で人のつながり・関わりが増えると、地域での顔見知りが増える。日常生活でたまたま出会った時の笑顔、時を経てからも行事や活動で再会した時の喜びにつながってゆく。これも地御前に住んでいることの財産だ。地域の行事や催し物、活動に関わること、人とのつながりづくりは財産づくりだと思う。