川本理壱さんを囲んで

活動報告

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川本理壱さんを囲んで座談会をしました。

9月26日午後4時。

ハッピーオレンジの練習の前に

子ども達に川本さんの生の声を聞かせたくて

子ども達と一緒に輪になって話をしました。

川本さんは私が来る前から子ども達の宿題をするそばで話をしていただいていました。

笑顔で話す横顔はとてもすてきでした。

 

ご自分の自己紹介をパソコンで紹介。

それを見て読んだ子どもが

えっ!女なん?ってつぶやきました。

パソコンの中では自分が男として生きる覚悟のことが書かれていました。

完全に男として認識して接していたように

言われなければわからない!!

次にとんできた言葉は

お○ん○んあるん?

さすが子ども!ストレート!

ないよ・・・。なぜなら形だけのものには意味がないからつけなった。と

素直に答えてくれました。

手術で400万かけてする必要はないかな。とも

こんなことも質問

いつ頃から気がつき始めましたか?

幼児期・・・姉と兄がいてお下がりをいつも姉のを着ていて

心の中ではお兄ちゃんのが着たいなあ・・・。

いつカミングアウトを?

22歳大学卒業するとき

就職を目の前にして、男として生きていきたい!と思い

母に告白。寝ている母の枕元に手紙を・・。

そのまま東京へ!

子どもから、逃げたん?と言われ

うん。そうなんよ。どうやって顔を合わせればいいか

こわかった。と

私はうっときました。母の気持ち・・・?

私が母ならば、うすうすは気づいてたとは思うけど、

22歳まで心を隠してきた子どもの気持ちを考えると

涙が出ました。

そこからは前へ前へ

母発信で家族、友達へ。母強しです。

川本さんの魅力は話をすれば誰もがわかります。

私は人間的魅力を感じました。

LGBTQとかの枠でくくるのはどうかな?と疑問をもちました。

「わたしは女として生まれたから女として生きます!」とわざわざ宣言しないはず。

人間としての価値観が認め合う共存になればいいかなと・・。

子ども達の心の中で何かが芽生えたらと思います。

今現在幸せと言われている川本さん。すてきです。

ぜひ講演会でお会いしましょう!!お待ちしています。

地御前地区人権啓発推進協議会 副会長 向 佳