10月15日(日)地御前で語り継ぐ〜原爆と戦争〜

お知らせ

地御前で語り継ぐ~原爆と戦争~

1945年8月6日。広島に原爆が落とされ、廿日市地域は、次々と避難してくる被爆者の救護所となりました。地御前でも正行寺や地御前小学校などが臨時の救護所となり、多くの民家でも被爆者の世話をされました。地御前在住で、爆心地から700mにあった当時の自宅において13歳で被爆された小方澄子さんは、自らの身体に次々と襲い続けてきた原爆症の苦しみと同時に、学徒動員先で同級生のほとんどが亡くなった苦しさを感じて生きてこられました。当時小学5年生だった香林輝彦さんは、地御前の自宅で、産婆の母と共に必死で被爆者を救護しつつ、従姉を探しに廣島市内に何度も入り、地獄の様を目にされました。また、父が逝った戦場を探して何度も沖縄に足を運ばれ、沖縄戦の地獄の様を多くの体験者から聞き取られました。現在まで生きていてくださったからこそ聞くことができるお二人の貴重なお話を共有し、共に学び、継承したいと思います。参加者の皆さんからも、地御前の戦争・被爆体験を話していただき、平和な未来につなげていく活動のきっかけとなれば幸いです。

とき:10月15日(日)14:00~16:30

ところ:地御前市民センター講堂 参加費無料・予約不要

内容:小方澄子さんのお話「被爆体験とその体験から思うこと」

香林輝彦さんのお話「原爆と戦争~私が見た地御前・廣島、聞いた沖縄」

交流会

展示-基町高校生が描く「原爆の絵」原画

「おちとうない、おちとうない、おちとうない、まだいきとる、いきとる」

廿日市市内の平和のとりくみなど

主催:しゃべりばヒロシマ

(グリーンコープ福祉活動組合基金助成団体、廿日市市市民活動センター登録団体)

協力:地御前地区自治会(町内会事業部)