地御前神社の消防訓練
文化財防災デーに合わせて、廿日市市では極楽寺、天満宮、地御前神社の3箇所で順番に消火訓練が行われています。今年は1/23(木)9:30〜地御前神社で消防訓練が行われました。
地御前保育園(年少・年中・年長)園児たちと地御前小学校3年生の児童たちが見学しました。また職業体験で廿日市消防署に来ていた阿品台中学校の3人の男子生徒たちが訓練を手伝って道路にコーンを並べるなどしました。
訓練の初めに消防署の訓練責任者が園児・児童に説明をしました。昭和24年1月26日に法隆寺金堂壁画を焼失する火災が発生し、それを機に消防庁が1月26日を文化財防火デーとして制定したとのことです。日本は木造建築物が多く、歴史的に火災が多いことから世界的にも高いレベルの消防技術が発達しているとのことです。
消火訓練は神職の飯田さんが火災発生を大声で周囲に知らせ、消防署へ通報することから始まりました。続けて訓練用の消火器で炎を描いた板を火元に見立てて放水をしました。それから近くで待機していた化学放水車が神社の前に停車してホースを伸ばし、放水訓練を行いました。
現在、カルフォルニアでは大規模な火災が発生し、収束の見通しもつかない状況ですが、このような訓練を通して防火・消防活動に生活の中で身近に接する機会が大切だと分かります。