起震車による揺れの体験

活動報告,防災情報

起震車による地震体験では震度6強を体験しました。実際に体験する揺れは、ニュースなどで見る地震の映像から想像する揺れとは全く違っていました。映像で見る揺れは、撮影機器が固定されていれば一緒に揺れているので、揺れで崩れたり倒れたりする場面が撮影されているもので、揺れそのものはわかりません。固定されていなければ、撮影機器自体が揺れてしまうので、実際の揺れがわかりません。起震車の場合は傍らで見ている場所は揺れていないので、地震による震度6強の揺れがどれほど大きく速く激しいものかわかります。震度6強は立っていられないと言いますが、実際にはそれ以上で、肩を掴んで強く揺さぶられるような揺れが体に伝わってきます。固定されていないものは全部動いてしまう強さなので、少々重いテーブルだったとしても動いてしまいます。この揺れを受けたら、建っていられる建物があったとしても相当なダメージを受けることは容易にわかりました。起震車は広島市が所有しているもので、廿日市市は年に3回のレンタル枠を得ています。一年以上前に申し込み、それでもこの日がキャンセル待ちの状況でしたが、キャンセルが出たため起震車を利用することができました。「さくら祭り」でも起震車が設置されていたことがありました。もし何かのイベントで見つけたら、貴重な機会なので体験してみることをお勧めします。