煙で視界が無い状況での避難体験

活動報告,防災情報

火災を察知した時には先ず焦らずに周囲をよく見ることが大切です。例えば就寝中に火災に気が付いた時にも、慌てて勢いよく部屋のドアを開けるのではなく、ドアをゆっくりと開けて外の様子をうかがうということです。どこから避難できるかどうかを落ち着いて判断することが大切です。また、初めて行った建物の中で煙に囲まれて避難経路が分からない場合には、姿勢を低くして(足元の障害物でけがをしない。煙を避ける。)、左手で壁に触れながら壁伝いに避難してください。そうすれば出口にたどり着くことができます。いざという時に命を守る行動がとれるかどうかは、如何に冷静に判断し、行動ができるかどうかにかかっています。